2010年8月14日土曜日

ベルクソンの「持続」("durée")

これまで「時間」と言われてきたものは、分割できないはずのものを空間的な認識[ 時計等 ]を用いて分節化することによって生じたと批判し、空間的な認識、即ち、分割が不可能な意識の流れを「持続」("durée")と呼ぶ。

ベルクソンはこの考えに基づいて、人間の自由意志の問題について論じた。

この「持続」は、時間/意識の考え方として人称的[ personal, 個人的 ]なものであり、哲学における「時間」の問題に一石を投じたものといえる。

ベルクソン

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